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『人間文化』(H&S)第51号
「神戸学院大学人文学部30周年特集」目次と概要

  • 1.「人文学部30周年に寄せて」

    人文学部30周年にあたりまして、大学を代表して心よりお慶びを申し上げます。

    人文学部は1990年に、大学創立期に設置された教養部をベースにしつつ、大幅に改組する形で創設されました。実質的には、法学部、経済学部、栄養学部、薬学部とともに、本学の創生期から歴史を作ってきた伝統的な学部の一つであるといえます。人文学部が創設されたことによって、20世紀における本学の文理総合大学としての原型が完成しました。

    人文学部はこの30年の間に、実に意欲的な発展を遂げてこられました。大学院修士課程・博士課程の設置、教職課程・博物館学芸員課程の開設はもちろん、21世紀に入ると、現在の心理学部の前身である人間心理学科を創設され、また、現代社会学部やグローバル・コミュニケーション学部の設置に関しても大きな貢献・尽力をされ、学部の発展だけでなく、大学の発展という観点からも多大な貢献をされてきました。また、文部科学省学術フロンティア推進事業に選定されて「地域研究センター」が2002年に開設され、現在でも地域研究や地域と繋がる活動の拠点として活用されています。

    人文学部の最大の特色は、その学問分野の多様性、自由な学びであると認識しています。芸術、文学、語学、歴史、教育、比較文化、人類学、地域研究、地球環境など、多種多様な分野の学びと研究が集積されています。学部所属の先生方の専門分野も多様ですが、学生たちも多様な分野の学びを体験しながら、自らの個性に合わせて深く研究する分野やテーマを追求することになり、それは「卒業論文」として結実します。これはまさしく、本学の建学の精神である「真理愛好・個性尊重」の実践の一つのかたちであるといえるでしょう。

    また、人文学部には、キャンパスを飛び出す学びや地域の方々をも巻き込むような活動も数多くみられ、「地域と繋がる大学」としての本学の存在感を示すうえでも貢献されています。学生が取材・編集する「人文通信」も学生の成長を促す実践的で特色的な取り組みであると思います。人文学部では、以上のような教育実践を通じて、実社会で活躍できる人材育成の面でも着実に実績をあげ、多種多様な分野への人材の輩出を果たしてこられました。

    本学は21世紀に入って、ポートアイランドキャンパスの開設や新たな学部の設置によって10学部体制になるなど、目まぐるしく発展してきました。そのような中で30周年を迎えられた人文学部が、本学の歴史的発展の一翼を担ってきた学部として、今後ますますその存在感を増し、進化されることを願っております。それによって、「社会から必要とされる存在価値の高い後世に残る大学」をめざす本学のこれからの発展に大きく寄与していただければと考えております。

    学長 佐藤雅美

  • 2.「人文学部30周年を迎えて」

    人文学部現学部長・人文学会会長の野田春美より、人文学部30周年を迎えての御挨拶をいたします。

  • 3.人文学部名誉教授による特別寄稿

    長年、人文学部で教育と研究に活躍された名誉教授の先生方に、人文学部30年のあゆみや学生たちとの思い出、人文学部の今後への思いなどについて、ご寄稿いただきます。

  • 4.座談会「人文学部のこれまでとこれから」

    人文学部の30年間を経験してこられた3名の現職教員に、30年のあゆみを振り返りつつ、現職教員の立場から、現在の学生の様子や人文学部の今後の展望について語っていただきます

  • 5.修了生の声

    これまで本学の人間文化学研究科(大学院)を修了した修了生に、人文学部と人間文化学研究科での思い出や現在のご活躍についてご寄稿いただきます。

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