1.

ゼミの紹介

福島ゼミでは、学外でのフィールドワークを通じ、自然と人の関わりについて学びます。
2年次までは自然環境を活かした農業、観光業、街づくりなどを行っている地域を訪問し、その魅力と問題点について考えます。3年次以降は、各自が卒業研究で取り組むテーマを決め、文献調査やフィールドワークなどを進めます。
さらに同じゼミの仲間と発表を聞きあうことで、自分の考えを的確に伝えるために必要なプレゼンテーションスキルを磨きます。また3・4年次生合同のゼミ行事(合宿やコンパ、卒論発表会など)を開催しており、3年次生が先輩から卒論や就活の話を聞いたりして、ゼミ内の親睦を深めています。

2.

教員の専門とゼミの関連性

専門は気候(気象)学および地理学で、南アジアのモンスーンについて研究しています。フィールドワークを通じ、ときに洪水など災害を引き起こすような自然現象にも、人々が上手に適応して暮らしていることを知り、人と自然の関係に強く感心を持つようになりました。
日本にも自然環境を活かした文化や産業が各地にあり、地域の持続や発展を考える上でも大きく注目されています。ゼミでは、自然に関する理解を深め、さまざまな視点から人と自然の関係についての議論を深めています。

3.

身につく力

みなさんが卒業研究を書きあげる頃には、論理的に考え、議論する力が身についていることでしょう。
卒業研究では、興味のあるテーマを選び、問題点を整理し、自分らしい意見を述べることが目標です。ゼミを通じて自分自身の興味と「とことん」向き合います。さらに教員やゼミ生たちと議論し、アドバイスを取り入れることで、テーマに関する理解はどんどん深まっていきます。
このようにして卒論を書き上げた経験は、自信となって卒業後もみなさんを支えてくれるはずです。

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    フィールドワーク① 和束町(京都府)の茶畑をめぐる

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    フィールドワーク② 六甲山地の自然にふれる

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    ゼミの卒業研究発表会