1.

ゼミの紹介

「マイノリティと向き合う」が金ゼミの大きなテーマです。国籍や性別、出身地や肌の色など、本人ではどうにもできないことで差別され、生きづらさを抱えている人たちがいます。それを支えている人たちもいます。そういう時によく用いられる言葉は「寄り添う」ですが、金ゼミではマイノリティに寄り添う前に、まず向き合っていきたいと思います。上からでも下からでもなく、正面から見つめ、考え、知っていくことで、はじめて寄り添い方がわかるのではないかと思うからです。

2.

教員の専門とゼミの関連性

日本の貸間産業を中心に近現代日本文化史の変遷を研究してきました。現在は、社会的に生み出される差別の重層構造を明らかにするために、マイノリティ女性への聞き取り調査(夜間中学や識字教室で学ぶ在日女性の生活史)を中心に研究を進めています。ゼミや授業では、そこで得た知見を元に、多様な人々との関わり方について学びます。

3.

身につく力

情報収集力(図書館で、データベースで、フィールドで、様々な情報収集方法を学びます)
プレゼン力(個人発表やグループ発表する機会がたくさんあります)
コメント力(プレゼン後は、毎回全員にコメントをしていただきます)
インタビュー力(卒業研究では、ほとんどのゼミ生がインタビュー調査を行います)

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    2019年 卒業アルバム用集合写真

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    2018年 研究室にて卒論指導

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    2019年 ハロウィンの仮装にチャレンジ