2026年9月号
やりたいことは、1日でも早くやったほうがいい
〜失敗してもやり続けることが大切〜
松本拓也さんは、人文学部を卒業後、全国でタイムズパーキングを中心とした駐車場サービスを展開するタイムズ24株式会社に入社されました。自治体や官公庁などの公共団体に向けての営業職に就いておられます。ストレスのない移動環境を実現するため、駐車場を基軸に快適な街づくりへの貢献に取り組む松本さんにお話を伺いました。
今はどのような業務をされていますか?
公共法人営業部に所属し、県や市町村に対して「この土地をタイムズパーキングにしませんか」や「市民体育館の駐車場を運用させてください」といった提案をしています。例えば駅前再開発の場所に駐車場ができる場合、そこを当社で運用させていただけませんか、という営業などをしています。
入社されてからはいかがでしたか?
学生のときは「早くアルバイトが終わらないかな」と思うこともありましたが、今はあっという間に時間が過ぎるように感じるくらい、仕事に集中できているようです。それは自分でも意外でした。また、フレックスタイム制度や在宅勤務制度もあり、柔軟な働き方が選択できるので、生活とのバランスが取りやすい環境にあります。
仕事の中で大変なことはありますか?
壁はたくさんありますが、トライ&エラーだと思っています。失敗を怖がって何もしなければ成功もありません。とにかく失敗してもやり続けることが大切です。同じ失敗をしないようきちんと考察し、次に活かすことで成功につながると思います。
このような姿勢や精神は高校や大学で取り組んだサッカーで培われました。通っていた高校はサッカーの強豪校で、なかなかレギュラーにはなれませんでした。その中で自分に足りないものは何かを考え、それを埋めるための努力を積み重ねてきた経験は現在の業務にも活きています。
仕事ではさまざまな業務に取り組むことになります。始めはあまり関心が高くないことであっても、やり続けるうちに楽しくなったりします。そうした経験を積み重ねた先に、自分が本当にやりたいことや挑戦したいことが見えてくると思っています。考え過ぎて動きが止まるくらいなら、とにかくやってみるのが良いと思います。
タイムズ24で働いていなければ気づけなかったことはありますか?
街を歩いていても、駐車場にできそうな場所をつい探してしまうことや、イベント時の臨時駐車場などを有人で運営しているのを見たら、「機械化できないかな」と考えてしまいます(笑)。


松本さんが普段から大切にされていることは何ですか?
「きちんと伝えること」と「丁寧に聞くこと」を大事にしています。そして新しいことに挑戦し続けることです。今は、海外で勤務することを目標にして英語やマネジメントの勉強に取り組んでおり、会社の海外研修への参加も決定しました。
人文学部での経験は活きていますか?
しっかり活きています。人文学部では幅広い分野について学び、大原ゼミではワークショップを企画したり、高校へ教育実習に行ったりしました。教育実習では「まだ社会に出ていない自分に何が教えられるのか」ということを考え続け、結果として企業で働いて経験を積みたいと思うに至りました。
また、アルバイトや教育実習を通じて能動的に行動する姿勢を身につけることができ、今の自分の強みになっています。
人文学部での4年間にさまざまな経験をしました。その中で自身の進路を考える上での軸を定めることができたのは大きかったと思います。大原良通先生や中山文先生、そして現代社会学部の中野雅至先生には特にお世話になりました。

特技や趣味はありますか?
特技はサッカーで、趣味は温泉に行くことです。スーパー銭湯にもよく行きます。子どもと遊ぶのも趣味の一つです。子どもができるまではよくランニングをしていました。小学生のとき、山口県のマラソン大会で2位になったこともあります。


現役の学生にメッセージはありますか?
やりたいことがあるなら、1日でも早く挑戦したほうがいいと思います。どんな経験でも無駄にはならないので、時間に余裕がある学生時代のうちに、一つでも多くのことを経験することをお勧めします。勉強でなくても、ライブや映画、サッカーを観るなど色々経験してたくさん吸収してください。自分のやりたいことや興味のあることが見つかりやすくなると思います。
取材/小西綾香、手光結希、鍵山礼央

取材後の感想
松本さんは、常に自身を俯瞰的に分析しているからこそ挑戦し続けられ、目の前にあるチャンスを掴むことができた。残り少ない大学生活をどのように過ごすかを考え直すきっかけになった。
<小西綾香>
常に前向きに行動し挑戦を続けるアクティブな姿勢が印象に残った。仕事への向き合い方について多くの学びを得ることができた。
<鍵山礼央>
松本さんは強い向上心を原動力に、さまざまなことに挑戦を続けてきた。その挑戦や努力を前向きに楽しむ姿が印象に残った。私も積極的な姿勢を見習っていきたい。
<手光結希>

