矢嶋准教授が明石市の朝霧川環境学習フィールドワークで解説を担当しました
本学有瀬キャンパスは、2級河川の朝霧川流域に位置しています。この川でつながる明石市の朝霧小学校区まちづくり協議会環境部会有志が朝霧小学校の教員を対象に企画した、朝霧川の環境学習フィールドワークが5月29日に行われました。
本学地域研究センターで明石地域と社会連携活動に取り組む人文学部の矢嶋准教授が、同協議会環境副部会長の西谷寛さんとともに解説係を担当しました。当日は、西原直人校長をはじめ、20人の朝霧小学校教諭が参加され、解説に耳を傾けました。
西谷さんは、朝霧川で子どもたちを対象に生き物観察会を定期的に開催し、小学校で出前授業を行うなど、朝霧川の環境保全活動に取り組んできました。矢嶋准教授は、地域研究センターに関連する科研研究として行った朝霧川の水害リスクに関する研究結果を人文学部の専門教育科目で講義しています。研究調査と社会連携を通じて知り合った西谷さんら朝霧小学校区まちづくり協議会からの要請で案内役を引き受けました。講義のプリントや研究論文を活用した配付資料が用意され、データも朝霧小学校に提供されました。
当日参加していた松本正史教頭より、「私たちにとっても大変貴重な機会となりました。資料データなどもぜひ、活用させていただきます」とお礼のメールもいただきました。