人文学部の3年次矢嶋ゼミ生が、たつの市の龍野城下町の魅力発信に向けた秋合宿研究調査を行いました

D・E地区合同班が野見宿禰神社参道の龍野公園展望台でロケ撮影をしました(大学院生三葉龍祐さん撮影)

D・E地区合同班が野見宿禰神社参道の龍野公園展望台でロケ撮影をしました(大学院生三葉龍祐さん撮影)

 本学は、西兵庫信用金庫、公益財団法人しそう森林王国観光協会、たつの市観光協会と連携した地域活性化プロジェクトである「神戸学院大学 × 西兵庫信用金庫 地域活性化プロジェクト」に取り組んでおり、人文学部3年次の専攻演習Ⅰ矢嶋ゼミは、経済学部関谷ゼミとともに本プロジェクトに参画しています。

C地区班が古民家カフェ前でロケ撮影をしました

C地区班が古民家カフェ前でロケ撮影をしました


C地区班がカフェギャラリー店主に聞き取り調査をしました

C地区班がカフェギャラリー店主に聞き取り調査をしました

 矢嶋ゼミでは、たつの市の龍野城と国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)にも選定されている龍野城下町(川西地区)の魅力的な景観の発信に取り組んでいて、10月4日と5日にかけて、矢嶋ゼミに所属する3年次生14名と修士課程の大学院生1名が、9月の調査に引き続いて、龍野城下町に位置する店舗や事業所、資料館などの責任者や広報担当者に対して、聞き取り調査を行いました。

B地区班がカフェ店主に聞き取り調査をしました

B地区班がカフェ店主に聞き取り調査をしました

 聞き取り内容はおもに店舗・事業所等の歴史や業務、重伝建地区選定の影響、龍野城下町の今後についての思いなどで、15人の学生が5班に分かれて、事前に電話でお願いしていた店舗・事業所に対して30分程度の予定でおこない、18の店舗・事業所等の関係者に話を伺うことができました。また、各班が担当した地区や龍野城を含む龍野公園で魅力的な景観を見つけ出し、学生自身がモデルになるなどして撮影を行ったほか、店舗で買い物や食事を行うなどして、学生自身が実際に龍野城下町を楽しみました。

A地区班がフラワーショップ店主に聞き取り調査をしました

A地区班がフラワーショップ店主に聞き取り調査をしました

 参加した学生からは、龍野城下町でイベントの核になっている方を店舗経営者から紹介してもらってお会いすることができた、観光客が増えないで欲しいと考えている事業者がいたり重伝建地区に選定されていることを活かして今後観光客が増えることを期待する事業者がもいたとさまざまな考え方を持つ事業者がいることを指摘する学生もおり、フィールドワークの醍醐味を味わっていました。

 

 矢嶋ゼミでは、西兵庫信用金庫とたつの市役所の関係者に対する研究報告会を11月に行うことを予定していて、学生たちは研究結果のまとめ作業に奮闘しています。

 

[こちら]のページに別の写真が掲載されています。

 

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