人文学部の3年次矢嶋ゼミが、産官学連携の西兵庫信用金庫地域活性化プロジェクトの発表会を実施しました

プレゼン班が全体の導入と結論部分の発表を担当しました
本学は、西兵庫信用金庫、公益財団法人しそう森林王国観光協会、たつの市観光協会と連携した地域活性化プロジェクトである「神戸学院大学 × 西兵庫信用金庫 地域活性化プロジェクト」に取り組んでおり、人文学部3年次の専攻演習矢嶋ゼミは、経済学部関谷ゼミとともに本プロジェクトに参画しています。

学生目線マップに紹介する予定の店舗の記事をマップ班が紹介
矢嶋ゼミでは、夏合宿、秋合宿で龍野城下町の店舗、事業所、寺院・神社、資料館など計47ヶ所の事業所の関係者に対し、事業所の歴史、業務内容、国の重要伝統的建造物群保存(重伝建)地区選定の影響、今後の展望などについて詳細な聞き取り調査を実施。同時に、各班が担当地区や龍野城を含む龍野公園で魅力的な景観を見つけ出し、学生自身がモデルとなっての撮影を行いました。また、高大連携の取り組みとして、龍野北高等学校商業科と連携し、龍野城下町で運営しているアンテナショップ「龍北工房」のレザー製品デザイン案の検討を行いました。

レザーグッズ班が龍野北高等学校商業科に提案した商品企画案を紹介
3年次矢嶋ゼミでは、11月26日に有瀬キャンパス114G教室で成果報告会を開催し、駆けつけた、たつの市の山本実市長、たつの市観光協会の井戸正文会長、西兵庫信用金庫の桑垣喜一理事長を含む関係者約15人、備酒伸彦学長、高山修大学事務局長に、風邪のため欠席した学生を除く14名の3年次生が、分担して報告を行い、聞き取り調査を行った店舗・事業所からの声を関係者に届けました。最後に結論として、龍野城下町が推せる特産品やさまざまな観光資源をすでに十分に持ち合わせていることから、それらをさらに活かすため、たつの市役所が一元的にブランド戦略を強力に推進していくことを、重伝建選定に続く策として提案しました。

聞き取り対象となった店舗・事業所について報告するプレゼン班
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