学生のみなさん、保証人(保護者)のみなさまへ

遅い梅雨明けから1週間。8月7日をもって,前期の授業が終了します。

 
今セメスターは,授業期間も授業形態も通常どおりでは実施できず,検討に時間がかかって御心配をおかけしたり,不慣れな対応で御迷惑をおかけしたりしましたこと,改めてお詫び申し上げます。
 
学生のみなさんは,状況によく対応して学修に励んでくれました。授業の出席率が高く,課題の提出率も例年より高いようです。慣れない遠隔授業にあたふたしている教員から見ると,若い学生のみなさんの適応力の高さはまぶしいほどです。
 

毎回の授業の提出課題なども,手書きではなく入力であること,授業によっては時間をかけて課題に取り組めることから,例年以上に熱心な長い文章を書く学生が多く,学修に対する真摯な姿勢,困難な状況のなかで成長していく姿に感心しております。
 

とはいえ,接続環境などの苦労で心身ともに疲れた方も多かったことでしょう。ほんとうにお疲れさまでした。まだ課題提出が残っている人は,もうひとがんばりしてください。心から応援しています。
 

保護者のみなさま,受講のための環境作りなどに御協力いただき,誠にありがとうございました。
 

特に,新入生のみなさん,その保護者のみなさまには,キャンパスで学生生活を送ることができないままで,落ち着かないお気持ちが大きいこととお察しいたします。我々も,なかなかキャンパスにお迎えできないことを,非常にもどかしく,申し訳なく思っております。キャンパスにみなさんの笑顔があふれる日を心待ちにしています。
 

現時点では後期の授業形態は確定していませんが,人文学部では,対面授業が再開できる日に備えて,学生全員分のフェイスシールドを準備しています。対面授業が再開した際には,安全な学修環境を提供すべく,努めてまいります。

 
引き続き,御理解,御協力のほど,どうぞよろしくお願い申し上げます。

夏期休暇といっても自由に行動できるような状況ではありませんが,少しでも疲れをとり,リフレッシュしていただけますよう。そして,くれぐれも感染に気をつけてお過ごしくださいますよう。

人文学部長 野田春美