人文学部1年次生が兵庫県警察の講演会を受講しました

講演会の様子(本田氏のご講演)

2024年5月22日、人文学部1年次生が全員履修する2時限目の人文入門演習で、兵庫県警察から2名の講師をお招きして講演会を開催しました。

まず「サイバー空間の危険から身を守るために」と題して、SNSを通じた犯罪やネットリテラシーに関するテーマで兵庫県警察・サイバーセキュリティ・捜査高度化センター・サイバー企画課・サイバー情報発信室の本田英理氏から45分間ご講演をいただいた後、「薬物乱用防止講話」として、おもに大麻等の薬物犯罪について兵庫県警察本部・刑事部・組織犯罪対策局・薬物銃器対策課の鍛(きたい)紘二氏に同じく45分間ご講演いただきました。

 

講演会の様子(鍛氏のご講演)

講演会の様子(鍛氏のご講演)

近年は、大学生を含む若年層がSNS等を通じて容易に犯罪に巻き込まれる(犯罪に手を染める)ような事件報道が相次いでいます。2名の講師はそういった現状を、兵庫県内の事例を挙げながら詳しく解説し、犯罪の入り口が身近なところにもあること、そして犯罪に手を染めないため、学生自身が適切に情報を得ながら、毅然とした態度で「断る」、「誘いに乗らない」ことが重要であると説明されました。また困ったときの相談窓口として、県警の連絡先や連絡方法を案内していただきました。

学生たちは熱心にノートを取りながら受講し、教員は学生が接する可能性のある犯罪の現状について理解を深めるよい機会となりました。