7月のオープンキャンパスのレポートです

人文学部パネル展示はこんな感じです
去る7月19日(土)と20日(日)、神戸学院大学有瀬キャンパスにて夏のオープンキャンパスが開催されました。人文学部は9号館2階のスペースいっぱいにイベントを行いました。
9号館2階のホールでは、人文学部の授業や資格などについて知ることができるパネルが展示されました。教員紹介のパネルでは、本学教員本人がパネルの内容やゼミ活動の様子などについて解説をしたり、来場者の質問に答えたりしました。ホールでは人文学部教員が執筆した書籍の展示や、優秀卒業研究の展示もあり、来場者は人文学部での学びについて具体的な情報を楽しく得ていました。

現代音楽の作曲家でもある宇野教授による音楽ゼミの解説

動詞について研究している言語学者の出水先生です

教育学の大西先生が、人文学部の教職課程についての質問に答えています
921講義室では、学部紹介とミニ講義が行われました。学部紹介では人文学部イベントスタッフの学生が、いきいきと人文学部の特色や仕組み、4年間の学びのプロセスなどをわかりやすくプレゼンしました。

1日目のミニ講義を担当された地域社会学者の松村先生です
ミニ講義は、地域社会学を専門とする松村淳講師による「社会学は「社会」をどのように捉えるのか?」が1日目に行われ、高校までは科目としては習わない社会学という学問分野について、その成り立ちから重要性、「社会」をどう捉えるのかという方法論にいたるまで分かりやすく説明しました。近年松村先生が取り組んでいる、地域の空き家を再利用する活動についても紹介され、来場者の方々も興味深く聞いていました。

松村淳先生によるミニ講義「社会学は「社会」をどのように捉えるのか?」の様子です
2日目のミニ講義は、日本中世史を専門とする曽我部愛准教授による「刀剣から日本の歴史を考えてみよう」です。歴史好きのすそ野を広げるほどのブームを生み出した刀剣について、古文書やカタログ史料を用いて歴史学的に紹介するとともに、フィクションにおける刀剣と史実との違いを頼光四天王の鬼退治などの説話を用いて面白く解説しました。曽我部先生のミニ講義は、人文学部YouTubeチャンネルで近日公開予定です!

曽我部愛先生によるミニ講義「刀剣から日本の歴史を考えてみよう!」の様子です

教員著書コーナーでは、チベット史研究の大原先生が説明をしていました

イベントスタッフの学生たちによる学部紹介が行われました

学生イベントスタッフと教員の集合写真! 学生と教員の距離が近く、アットホームな雰囲気を作っているのも人文学部の特徴です