人文学部の3年次矢嶋ゼミが、卒業研究中間発表会と神戸北野町の歴史的街並み見学フィールドワークを実施しました

 人文学部の3年次矢嶋ゼミでは、異人館が集中する神戸市中央区の北野町で毎年フィールドワークを行い、大都市に位置する、国の伝統的建造物群保存地区の観光地化についての理解を深めています。
 2月23日の午前には、三宮センタープラザに位置する大学都市神戸産官学プラットフォーム、KOBE Co CREATION CENTERで、卒業研究の中間発表会が行われ、春休み中の文献研究とフィールドワーク調査の結果について報告し、活発な質疑応答が行われました。

 

KOBE Co CREATION CENTERでの卒業研究中間発表会のようす。

KOBE Co CREATION CENTERでの卒業研究中間発表会のようす。


 

 午後には神戸北野町の歴史的街並みを見学するフィールドワークが行われました。三宮センタープラザに再集合したのち、北野坂の南端へ向かい、ジャズハウスSONEの前で神戸ジャズストリートについての説明を受けました。また、パールストリートや北野坂沿いにある安藤忠雄氏設計のビル、インド倶楽部、景観配慮型のコンビニエンスストアー、神戸にあった国営オリーブ農園の歴史を伝える市民ボランティアのオリーブの花壇など見学しました。
 その後、神戸市が管理する異人館であるラインの館で北野町の歴史を伝える展示資料を見学したのち、阪神工業地帯の礎をつくったことでも知られるハンターの邸宅跡、NHKの連続テレビ小説で取り上げられた風見鶏の館、市民広場の歴史、ジャイナ教寺院などについて、矢嶋教授から説明を受けました。

 

北野坂の入口に設けられている観光看板を確認しました。

北野坂の入口に設けられている観光看板を確認しました。


 
ラインの館では、北野町の歴史を伝える動画を視聴しました。

ラインの館では、北野町の歴史を伝える動画を視聴しました。


 
ハンター迎賓館の看板で、この場所と人文地理学の講義で習った阪神工業地帯の歴史がつながりました。

ハンター迎賓館の看板で、この場所と人文地理学の講義で習った阪神工業地帯の歴史がつながりました。


 
風見鶏の館の前で、伝建地区選定の経緯について、ゼミで訪れた龍野城下町と比較しながら理解しました。

風見鶏の館の前で、伝建地区選定の経緯について、ゼミで訪れた龍野城下町と比較しながら理解しました。


 
山本通の伝建地区の整備状況を確認しました。

山本通の伝建地区の整備状況を確認しました。


 

 北野ホテル前庭にある神戸オリーブ園跡地を示す看板や、廃校利用施設として知られていた北野工房から改装されて現在は飲食をテーマにした複合施設「神戸北野ノスタ」となっている旧北野小学校の現況を視察したのち、神戸イスラムモスクやハラールの食品を扱う食材店を見学しました。生田神社では、境内の生田の森についてや、阪神・淡路大震災で拝殿が倒壊したことについて矢嶋教授から説明を受けました。最後に、北野坂の南端地点にもどって行程を振り返ったのち、解散しました。

 

ラマダン中の神戸モスクには、日が暮れてたくさんの人が集まってきていました。

ラマダン中の神戸モスクには、日が暮れてたくさんの人が集まってきていました。


 
生田神社について知らないことが多いことを知りました。

生田神社について知らないことが多いことを知りました。


 

 学生からは、「コロニアル様式の洋館をみて海外に来たように感じた」、「伝統的建造物群保存地区の観光地化と住民の生活のバランスの難しさを知った」といった感想が寄せられました。

 

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