学生のみなさん、保証人(保護者)のみなさまへ

学生のみなさん、保証人(保護者)のみなさまへ
 

思いもかけないコロナ禍に見舞われた2020年も終わりを迎えようとしています。

全学の方針に基づいて後期には対面授業を再開し、対面と遠隔のハイブリッド 型の教育を試みてきましたが、通信環境ほかさまざまな面で御心配、御迷惑を おかけしましたこと、改めてお詫び申し上げます。
 

新入生のみなさんは、ようやく通学が始まったものの活気あふれるキャンパス というわけでもなく、さぞ戸惑いが大きかったことでしょう。2年生、3年生 のみなさんは、学業も課外活動も充実させたい時期に制限つきの学生生活となってしまったことに不満もあったでしょう。4年生のみなさんは、通常と違う状況のなかでの卒業研究執筆に苦労したことでしょう。また、3年生、4年生のみなさんは、オンライン面接等の多い前例のない就職活動にも戸惑ったでしょう。
 

そのようななかで、みなさんが新しい状況や指示に協力的に対応し、それぞれの環境で学修等に励んでくれていることに感心し、感謝しています。そして、 この稀有な経験が今後のみなさんの糧となることを願っています。
 

とはいえ、春から続く、これまでとは違う生活に心身の疲れを感じている人も少なくないでしょう。ほんとうにお疲れさま。疲れていて当然です。短い冬期 休暇ですし、ストレス発散の方法にも制限がありますが、どうか少しでも心身を休めて、前向きな気持ちで新年を迎えられますように。困ったときは指導教員や大学の窓口に、ぜひ相談してください。
 

保護者のみなさま、学修のための環境作り等に御協力いただいていることに心より感謝申し上げます。今後も人文学部教職員一同、感染防止対策に努めながら、より高い教育効果を挙げ学生生活も充実させていけるよう、知恵を絞り努力してまいります。どうか、引き続き、御理解、御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
 

そして、みなさま、くれぐれも感染に気をつけてお過ごしください。
 

人文学部長 野田春美