4月2日(火 )から4日(木 )の3日間、人文学部では新入生を対象とする「履修相談」を実施 しました

大学の履修制度は複雑で、ガイダンスの説明だけでは内容を把握しきれない新入生も少なくありません。そうした新入生のサポートをするために、神戸学院大学では新入生からの質問や相談を受けつける履修相談を実施しています。特に人文学部の履修相談は、教員ではなく、人文学部の在学生が相談員となり、学生目線でアドバイスやサポートを行う点に特色があります。神戸学院大学のなかでも、在学生が履修相談にかかわるのは人文学部だけの特色です。

人文学部では 3日間でのべ 21名の在学生が相談員として履修相談に参加しました。在学生たちは看板 や掲示物の設置、会場設営にはじまり、連日詰めかける新入生との面談に大活躍してくれました。時間帯によって波はありますが、特に相談受け付け開始直後には多くの
新入生が会場を訪れ、立錐の余地もないほどの活況を呈します。

3日間で履修相談を訪れた新入生はのべ 120名あまり。人文学部 1年次生の 4割近くが来場した計算になります。

長時間待ってでも相談をしたいという新入生たちを前に、在学生たちのアドバイスもひときわ熱を帯びている 様子でした。

 

履修相談の様子

履修相談の様子

人文学部には通常の共通教育科目、専門教育科目のほかに、教職課程(社会、地歴、公民、国語、英語)や博物館学芸員課程などの資格科目も設置されているため、複雑な履修システムを前に戸惑う学生も少なくありません。

そうした新入生たちにとって、経験に基づく先輩たちの助言は大いに役立ったようです。1 年次生のうちから資格取得を目指す皆さんにとって、履修相談は強い味方です。

 

 

 

 

履修相談に参加した新入生の声

「履修について先輩から分かりやすく教えてもらえて助かりました。履修ガイダンスでも『大学では自分から助けを求めにいく必要がある』と言われたが、それを実感しました。先輩からいろいろな体験を聞くことができてありがたかったです。人文学部は多様な分野を学べる学部だと思います。

4 年間でいろいろな世界やたくさんの知識に触れ、人間性を高めていきたいです」(1 年次生Nさん)

 

 

「周囲に相談できる相手がいなくて困っていたところでした。履修相談があって助かりました。自由度が高く、複雑な履修システムなので、先輩の意見を聞きながら一緒に時間割を作成できたことが、自分の支えになりました。人文学部は個性的な先生が多く、興味を惹かれます。授業の様子やイメージもつかめたので、これからの大学生活が楽しみです」(1 年次生Mさん)

 

 

新入生からの相談を受けた在学生の声:「『人文の知』についてくわしい内容を把握できていない新入生が多かったので、自分の体験からいろんなアドバイスをしました。新入生のとき、自分も不安だったり、悩んだりしたのを思い出します。履修相談に参加して楽しかったです」(3 年次生Mさん)

 

 

「履修の仕組みについて質問する新入生が多かったです。新入生たちはみんな真面目そうな印象。3 日間毎日相談に来てくれた人もいました。楽しかったです」(3 年次生Hさん)

 

 

「履修相談に来てくれる新入生たちは、みんな明確に『自分が分からないところ』を説明してくれて助かりました。新入生たちがそれぞれどこまで分かっているか確認しながら、アドバイスしました。説明して理解してもらえると、こちらも嬉しかったです」(3 年次生Uさん)