人文学部の3年次矢嶋ゼミ生14名が、ため池の「かいぼり」に参加しました
加古川市西神吉町富木地区で毎年行われているため池の「かいぼり」(池干し作 業)に、人文学部の3年次矢嶋ゼミ生14名が参加しました。この作業は、ため池の堤の点検、空気に晒すことによる池底の有機物の分解促進、外来生物の駆除を目的としていて、地元の方たちによって長い間にわたり続けられています。矢嶋ゼミでは、ため池の維持作業が困難になりつつある農村の現状を学ぶとともに、富木地区のかいぼり作業を盛り上げるため、2011年から神戸学院大学地域研究センターにおける協働研究の一環として参加し続けています。
11月13日(土)に、加古川市西神吉町富木地区のため池「盆の池」で開催されたかいぼり作業では、14名の学生が池に入って外来種の亀の駆除を体験したり、その場で調理した外来生物や魚などを賞味したりするとともに、聞き取りや写真映像記録に当たりました。
引率した矢嶋准教授は、「主催者から地区住民どうしのコミュニケーションの場になっていることを聞き取りした学生や、池の大きさから外来生物の駆除が大変な重労働であると感じ取った学生もいて、今年も学生にとって有意義な協働となりました」と話していました。
かいぼりの後には、公民館で地元産のお米を使ったおにぎりと豚汁を頂きました。写真は、恐る恐るため池に入っていく学生、学生による外来亀捕獲、捕獲したナマズを地元の方が調理する様子です。